はじめまして、ソリューション技術部 藤原(ふじはら)です。
今回、Incortaの導入検証を行いましたので紹介します。
Incorta とは
ETL※、DWH※、BI※の機能をもつ情報分析基盤製品です。 特徴としては、以下になります。
- インポートデータの種別がRDB、csv、txt、Hadoop等多数
- 独自のテーブル結合処理(DirectDataMapping)により、結合処理が増えてもパフォーマンス劣化しない
- データがメモリ上に展開されるため分析が高速
- ダッシュボード機能が充実
※以下、用語に関する補足です。
検証環境
インストール
早速、インストールしていきます。
OSの基本設定完了後、JDKとMySQLをインストールします。 上記については、導入バージョンに制約がありましたので要注意です。
繰り返しになりますが、今回はこちらを使用してます。
MySQLのインストール後、Incorta用のデータベースと ユーザを作成し、事前準備完了です。
Incortaのインストールは、GUIで行います。 インストーラのウィザードに従って進めます。
インストール完了!
さっそく起動します。インストールウィザードで設定したアカウント情報を 使用してログイン!
動作確認
Incortaへデータを登録する流れはざっくり以下のようになります。
①データのインポート
↓
②スキーマ作成
↓
③ダッシュボード作成
①データのインポート
前述の通り、種別は色々あります。 今回はMySQLからインポートしました。
データはこちらのcsvファイルを使用しました。
郵便番号データダウンロード 読み仮名データの促音・拗音を小書きで表記するもの(zip形式)
②スキーマ作成
インポートしたデータからカラムを定義できます。
③ダッシュボード作成
作成したスキーマからカラムを選択して表示させました。
まとめ
BIツールですので、直感的な操作でダッシュボードを作成することができました。
今回は、単純なテーブル表示のみに留まりましたが、次回は、データソースを 複数準備し、テーブル結合処理を見ていきたいと考えてます。