クラウドインテグレーション事業部の関根です。
5月末に、目黒にてアマゾンウェブサービスジャパン(AWSJ)様開催の『実践提案道場』に参加してきましたので
簡単にですが参加レポートを記事にしました。
実践提案道場とは?
用意されたいくつかのRFP(提案依頼書)を基に、参加者4,5人1チームで適切な構成案を議論し構成に落とし込む演習形式の提案トレーニングです。
各RFPごとに、提案した構成に対して講師の方からフィードバックをもらうことができるため、提案力を向上させる絶好の機会と言えます。
どんな方が参加されているのか?
基本的にはプリセールスなどお客様へ提案を行う機会の多い方がターゲットとされています。
参加者の比率はインフラ関連のエンジニアが8割、その他2割はアプリ関連のエンジニアや営業の方といったところでしょうか。
AWS歴の浅い方から知見の深い方まで幅広く参加されており、SAP(Solution Architect Professional)の資格を所有している方も数名いらっしゃいました。
具体的に何をするのか?
ネタバレになってしまうため、詳細は記載できませんが以下のような課題に対して
顧客の要求を満たす構成や移行形式を検討・提案します。
- オンプレミス環境で動いているWeb3層構造のシステムをAWSへ移行etc.
- EOSLを迎えるDWHの更新etc.
各課題ごとに流れは以下1~4のようになっており
私の参加した初回は、1つの課題につき1時間程度、全部で3つの課題を実践してきました。
- チームで20~30分程度議論
- 各チームの構成案発表
- 構成案に対して、講師の方からアドバイス
- 他チームの方からの質疑応答
また、各課題には
- 現行のおおまかな構成
- アクセスのピークは〇時~△時
- システムの停止は許容しない
- 顧客はコストを削減したい
など、構成を考える上で参考になる情報が記載されており AWSや提案の経験が浅い方でも比較的取り組みやすい内容になっています。
参加後の感想
課題は少しずつ難易度があがっていくものの、お客様の要件から構成案を検討するフェーズの実践というような位置づけとしては、大変有意義でした。
今後は、構成案をお客様へ説明(プレゼン)するフェーズについても実践できるような回があってもおもしろいかなと思います。
日ごろから提案を多数こなしている方でも、実践提案道場のような機会で新たな学びが得られるのではないでしょうか。
次回の実践提案道場は8月を目途に開催予定とのことでしたので、他のメンバーにも勧めて参加してもらいたいと思います。