
フォージビジョンの にゃんなか (中川) です!!
フォージビジョン エンジニアブログをご覧頂き、ありがとうございます。
本記事の内容
- WSL(Linux 用 Windows サブシステム)を利用しインストールした、Amazon Q Developer CLI のオプトアウト設定についてご紹介します。
Windows 端末でのオプトアウト設定ってどうやるの!?
Amazon Q Developer CLI は、2025/5/16 時点、ネイティブの Windows 版はありません。
結果、Windows 端末ユーザは最終的に WSL を利用した Linux 版として導入されるかたも多いと思います。
そして導入後、 無料利用枠のかたはオプトアウト設定が必要だ!となりますが、
「あれ?非 GUI 環境のオプトアウト設定ってどうやるの?」と疑問に思われたかもしれません。
2025/5/16 時点ではAWSのドキュメントにオプトアウト設定方法を見つけることができませんでした。
何れドキュメント反映されると思いますが、設定方法について記事にさせて頂きます。
結論
非GUI版の Amazon Q Developer CLI では下記コマンドによりオプトアウト設定が可能です。
# クライアント側のテレメトリの共有からオプトアウトする $ q telemetry disable # コンテンツの共有からのオプトアウト $ q settings codeWhisperer.shareCodeWhispererContentWithAWS false
説明
前提
本記事では以下条件にて Amazon Q Developer CLI を導入した際の話をさせて頂きます。
- Windows端末にインストール
- WSL(Windows Subsystem for Linux) を利用し Linux (非GUI環境)で動作
- Amazon Q Developer は無料利用枠で利用(Pro版 ではない)
- データが AWS サービスの学習(改善)に利用されることを回避する必要あり
無料利用枠は要オプトアウト設定
Amazon Q Developer は 無料利用枠で利用した場合、利用時のデータがサービス改善のために使用される可能性があります。
なお、Amazon Q Developer Pro やAmazon Q Business は使用されません。
そのため、もし無料利用枠にてデータ学習を回避されたい際はオプトアウト設定が必要となります。
オプトアウト設定を探したものの・・・
非GUI環境向けのオプトアウト設定方法をAWS ドキュメントから探しましたが見つけることができませんでした。
自力で試しましたが断念
Amazon Q Developer CLI のインストール後の初期状態は、mcp.loadedBefore のみ設定されておりました。
## 設定確認 $ q settings all mcp.loadedBefore = true
q settings openで設定ファイルを確認しても同じ結果でした。
q settings [KEY] [VALUE]で設定追加できそうですが、設定項目と設定値の仕様がわかりません。
GUI版の環境(例: Mac)の設定から推測も可能ですが、q settings コマンドがデタラメな設定値を入力してもエラーとならないことから正しいか判断できませんでした。
## デタラメな設定 dummy.nyannk を入力してみる $ q settings dummy.nyannk false ## 設定確認 $ q settings all dummy.nyannk = false ←★デタラメでも設定されてしまう mcp.loadedBefore = true
解決
結局 AWSサポートに問い合わせし、以下の設定手順をご案内いただきました。
①テレメトリデータの共有からオプトアウト
$ q telemetry disable
②コンテンツの共有からオプトアウト
$ q settings codeWhisperer.shareCodeWhispererContentWithAWS false
③設定の適用確認(①と②の設定が追加されることを確認)
$ q settings all
AWSサポートのご担当者様には非GUI版のオプトアウト設定方法について、AWSドキュメントへ反映いただけないか担当部署にフィードバックいただきました。
さいごに
AWS開発に強いAIアシスタントである Amazon Q Developer CLI にMCPも追加され、発想次第で様々な業務を効率化できそうですね。
無料利用枠も活用して沢山検証していきましょう!
フォージビジョン エンジニアブログを最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。