こんにちは、AWS グループの尾谷です。
みなさんはバイキンングに行くと、ついつい食べ過ぎてしまうことありませんか?僕はあります。

昨年 12 月に、re:Invent のワークショップと EXPO のブースで KIRO のクレジットをそれぞれ 1,000 クレジットずつもらいました。
2 つ合わせると、な、なんと 2,000 クレジットあります!
普段、KIRO は Free プランで利用していて、50 クレジットだと少し物足りないぐらい、腹 8 分目ぐらいです。2,000 なんてインフラエンジニアが絶対に食べきれない使いきれない!
でも、今回の re:Invent のキーワードは "Why not?"
できる限りもがいてみようと思いました。

クレジット消費に関する考え方
なお、クレジットの確認方法や、消費量に関するまとめは以下のブログ記事でご紹介しています。
今回もステアリングファイルを設定し、消費量を抑えて build しています。
2,000 クレジット消費に向けて取り組んだ実績
試した内容を、Kiro のクレジット消費量という観点で一覧にまとめました。
「何を作ると、どれくらい消費するのか」の目安として参考になれば幸いです。
| プロジェクト名 | クレジット消費 | 工数感 | コメント |
|---|---|---|---|
| レトロゲーム | 6.1 | 低 | 簡単に作れて少ない |
| アヒル生成 | 26.71 | 中 | ステアリング設定影響 |
| Strands Agent | 0.09 | 極小 | KIRO の出番なし |
| インベーダー | 112.93 | 高 | 作り込みで消費大 |
| ポケふた | 129.57 | 高 | 作り直したので消費大 |
| ドラクエウォーク | 77.4 | 中 | 横展して省エネ |
| AWS 問題中 | 97.8 | 高 | 問題の解説も作ってもらって消費大 |
| アップデートチェッカー | 90.71 | 高 | まだまだ作り込みが必要 |
| リバーシ | 144.59 | 高 | かなり作り込み消費大 |
| しりとりゲーム | 32.8 | 中 | 見た目以上にクレジットを消費 |
| じゃんけんゲーム | 15.14 | 小 | vibe コーディングでサクッと |
| サウザネア | 83.25 | 小 | 問題作成も依頼して消費大 |
表を見ると分かる通り、シンプルな成果物であればクレジット消費は非常に少なく、仕様が増えたり Spec Mode を多用するほど消費が加速する傾向がありました。
続いて、成果物を紹介させていただきます。
1. レトロゲーム(キロードランナー)

こちらのブログ のご紹介しています。 消費したのは、6.1 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- vibe コーディングで「とりあえず動くもの」を build しただけ
- 作り込みをしたら、プラス 100 クレジットは必要だったと予想
残り: 1,993.9 クレジット
2. アヒル生成

こちらのブログ のご紹介しています。 消費したのは、26.71 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- SPEC モード開発という指定があり、クレジットを多く消費
- 事前にステアリングファイルを指定していたら、もう少しクレジット消費を抑えられていたかも知れない
残り: 1,967.19 クレジット
3. Strands Agent の検証

Strands Agent を用いて、さまざまなモデルを呼び出す検証を KIRO に手伝ってもらいました。
消費したのは、0.09 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- Strands Agent 自体が非常にシンプルな構成なので、KIRO の出番はほぼナシ
残り: 1,967.1 クレジット
4. スペース CSP インベーダー

クレジットを大量に消費するためには、かなり凝ったアプリケーションの構築が必要と感じました。
そこで、オリジナル・インベーダーゲームを作りました。
- Kubernetes は耐久性が高く、5 体倒すと最前列にスケールします
- Bot サービスは、リクエストミサイルを放出し、ダメージを受けると
スケールスピードアップします - Translate はダメージを受けると、自機 (EC2) を 180度反対に向けます
- WAF はバリアを張ります
- Azure を倒すとゲームクリアです
- ハイスコアは 2,300 あたりだと思います
会社のブログで公開するのはどうかと思いつつ、こちら から遊べることをご紹介させていただきます。消費したのは、112.93 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- vibe モードで build
- 敵キャラの個性を活かすために、試行錯誤が続いた
- クレジットも多く消費したが、開発もかなり時間がかかった
残り: 1,854.17 クレジット
5. ポケふたコレクション

息子(次男)がポケモンのマンホールふた「ポケふた」の写真を撮るのにハマっていて、写真をアップロードしたら、写真の GPS 情報を取得して、日本地図にマッピングする Web アプリを作りました。
Amplify Gen2 でホスティングしました。消費したのは、129.57 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- 一度目の開発は途中でうまく行かず、仕切り直したのでクレジット消費量は(34.33 + 95.24)の合算
- 二度目は、ステアリングファイルを設定していたので、開発前に、開発言語やフレームワークのメリデメを確認できた
- 後戻りのない開発で、クレジット消費量も少なかった
残り: 1,724.60 クレジット
6. ドラクエウォークお土産コレクション
息子のために作ったポケふたコレクションのリポジトリを folk して、自分用のドラクエウォークお土産コレクションを作りました。消費したのは、77.4 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感: - ポケふたのベースがあったので、開発ボリュームの割に少ないクレジット消費で build できた

残り: 1,647.20 クレジット
7. AWS 認定プラクティショナー問題集

息子(長男)と、AWS 認定 CloudPractitioner を取得して、Education-JAWS で発表したらスマホを買ってあげると約束をしたので、その支援に一問一答のプラクティショナー問題集を作ってあげました。
GitHub Pages で配信したかったのと、どれだけ問題を解いたか端末に情報を保持するようにしたかったので、KIRO とかなりやりとりして進めました。
問題の解説も作ってもらいました。消費したのは、97.8 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- MCP Server を用いて、問題に対する解説を作ってくれることがわかった
- 開発ボリュームの割に、かなりクレジットを消費した
残り: 1,549.40 クレジット
8. AWS アップデートチェッカー

こちらの記事 でもご紹介しておりますが、毎週火曜日に、会社で AWS アップデートを追いかける会(通称ピザ会)というイベントを開催しています。
そこで、効率的に記事を確認できるツールを作りました。消費したのは、90.71 クレジットでした。
- RSS フィードから最新の情報を取得(英語 What's New! よりも情報が早い)
- 記事を開いた際にページを日本語訳し、DynamoDB に格納
- レーティング機能で、不要な記事をフィルタリング可
- 翻訳はブラウザキャッシュして高速表示
クレジット消費量に対する所感:
- 本来は RDS データベースや DocumentDB を用いるべきではないかと思われ、キャッシュの仕組みなどかなり作り込みをした
- Amazon Translate の呼び出し方法や、React の仕組みを質問しながら build したので、クレジットを多く消費した
残り: 1,458.69 クレジット
9. リバーシ改め下剋上ゲーム

会社で KIRO ハンズオンイベントを開催したときに、作ったリバーシゲームを改造して、上長に立ち向かう青年の物語を追加しました。消費したのは、144.59 クレジットでした。
※ この作品(話・番組・動画)はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
クレジット消費量に対する所感:
- 後からアニメーションを追加したら、ループやアニメーションが再生されないバグが発生した
- デバッグにクレジットを多く消費した
- AI プレイヤーの強さ調整に苦戦し、何度もやりとりを行なってクレジットを消費した
残り: 1,314.10 クレジット
10. しりとりゲーム

大晦日に遊びにきたママ友の子供と一緒に作りました。
消費したのは、32.8 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- しりとりデータベースを腹持ちして、1,000 ワード以上を KIRO に作ってもらった
- 内容はシンプルながら、かなりクレジットを消費した。
残り: 1,281.30 クレジット
11. じゃんけんゲーム

年始に姪と一緒に作りました。
JS が効果音を作ってくれることを知りました。消費したのは、15.14 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- vibe コーディングでサクッと作れた
残り: 1,266.16 クレジット
12. サウザネア(最大 1,000 円ゲットクイズ)

正月に「みのからにのへ」というキャッチコピーでミリオネアがリバイバル放送されていたので、親族のお年玉争奪戦用に作りました。
消費したのは、83.25 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- テレフォンやオーディエンスはボタンをクリックするだけでトラブルなし
- 50/50 を導入したところバグが発生してデバッグに時間がかかった
- 各問題を KIRO に作ってもらったりしたので、時間がかかった
残り: 1,182.91 クレジット
13. CloudFront 署名付き URL ダウンロードサイト

これを作っている間にボーナスクレジットが期限切れになりました。
その後、Free プランの 50 クレジットも全て消費して、残りの開発を自分で行いました。
消費したのは、65.29 クレジットでした。
クレジット消費量に対する所感:
- 自前で開発した部分を加えると、100 クレジット以上かかったのではないかと予想
残り: 1,117.62 クレジット
まとめ
ということで、年末年始の 4 日程度では、2,000 という大量のクレジットを使い切ることができませんでした。
サムネイルやアイコンなどは ChatGPT や Gemini、Photoshop を利用したので、全てを KIRO だけで作ったわけではありません。
繰り返しになりますが、どれくらいのクレジットで作れるか参考になれば幸いです。