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MWC Americas 2018に参加してきました

こんにちは。ソリューション技術部の中丸(孝)です。
私が所属する次世代インフラ基盤チームに関連のある、Los Angelsで開催されたMWC Americas 2018に9/12〜9/14で参加しましたので、レポートしたいと思います。

MWC Americasとは

毎年2月頃にスペインのバルセロナで世界最大規模のモバイル系のイベントであるMobile World Congnessのアメリカ版です。
モバイル通信にかかわる技術や通信装置からスマフォのアクセサリ等々、幅広く発表、公開される展示会です。
2017年よりアメリカでの開催が始りましたので、今年が2回目の開催となりました。
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会場の様子

会場はLos Angelsのコンベンションセンターで、映画ラッシュアワーの最後のシーンで登場した場所です。
気温は東京より暑めだったはずなんですが、湿気が少ないせいか過ごし易かったです。
会場の入口には金属探知機と荷物検査、入場時の写真付きIDの確認など、中に入るまでが大変でした。

セキュリティが高いのは良いことなんだと思いますが、ここまで必要なのかなとも考えてしまいました。
しかし、アメリカのセキュリティの人って何であんなにいかつい雰囲気をかもしだしてるのかなと思いました。
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イベントの様子

5Gの通信サービスがもうすぐ始まる事もあり、5Gがメインテーマになっていました。
昨年と比べて技術コンテンツや通信事業者向けのソリューションは減り、エンドユーザー向けの5Gを利用したコンテンツ事例やアンテナなどの機器などの展示が多く、展示内容が寂しくなった気がしました。

私の目当ては通信事業者向けの運用関連のソリューションだったのですが、そのような展示がほとんど無く、エンドユーザー向けの活用例やアンテナなどの機器が多く、企画・提案に携わる者にとっては、ちょっと物足りない内容でした。 f:id:imadafv:20180927181340j:plain

ONF(Open Networking Foundation)のブースでは、昨年はモバイルネットワークサービスの中核機能の展示だったのですが、今年は5Gのサービス開始を踏まえたエッジ(基地局に近い)側のユースケースのデモを行なっていました。 高速のネットワークを活かすための手段として、入口近くにキャッシュやアプリケーションサーバーを設けて折り返す使い方(エッジクラウド)を示していました。5Gの速度を活かすための使い方として有効な考え方だと思います。

Ericsson社のブースでは、運用自動化のデモを見る事ができ、障害発生時の自動復旧の様子を見ていると、運用上の課題を解消するための手段としてこれから広まって行く可能性を感じる事ができ、興味がそそられた展示でした。

日本のモバイル通信キャリアでは、Softbank社がSprintブースに共同で出展しており、VRや高速な動画配信などの5Gの具体的なユースケースのデモを行なっていました。5Gの利用シーンや効果を伝えるには分かりやすい内容だと思いました。

5Gのサービス開始を正式にアナウンスしていたのは、Verizon社だけでしたが、いよいよ現実感を感じられる発表だったと思いました。他のモバイルキャリアは、参考としての展示に留まっており、2020年には一斉にサービスが開始されるのかと感じました。

日本でも、2020年に5Gサービスが始まると思いますが、単に速度の早い通信の仕組みという事ではなく、利用者にとってどのようなメリットが得られるサービスが提供されるかが求められることでしょう。

最後に

海外での展示会を毎年見学する機会をもらっているのですが、やはりアメリカでの展示会に参加する事は多くの気づきも得られますしモチベーションがあがります。 日本で見れない内容も多く、企画・提案の参考になります。

次は、もう少しシステム開発の技術よりの展示会に参加したいと思いました。