クラウドインテグレーション事業部の尾谷です。
今回は、Sumo Logic で複数アカウントを切り替える方法をご紹介します。
- メールアドレスを重複して登録可能
- ユーザーを追加する
- 招待メールから Sumo Logic にサインイン
- サインイン先を固定するには?
- まとめ
- 開催概要
- Sumo Logicハンズオントレーニングのお申込み
メールアドレスを重複して登録可能
ショッピングサイトや、SNS などは大抵メールアドレスなどの ユーザー名 を重複して登録することができません。
これは、アカウントを特定するために一意のキーが必要だからでして、 ユニークなキーとしてユーザー名が利用されることが多いからです。
Sumo Logic は、この一意のキーをユーザー名ではなく組織 ID に持たせています。
そのため、同じメールアドレスを組織ごとに登録できます。
ひとつ例を挙げてみます。
仮に、部長が管理している「フォージビジョン」という Sumo Logic アカウントと、
尾谷が自分でテスト用に使っているアカウントと、
同僚のテスト用アカウントがあるとします。
そして、それぞれの管理者とメールアドレスの関係は以下のようだと仮定します。
- フォージビジョン
管理者:部長
メールアドレス:bucho@forgevision.com - 尾谷テスト環境
管理者:尾谷
メールアドレス:Otani@forgevision.com - 同僚テスト環境
管理者:同僚
メールアドレス:doryo@forgevision.com
先の説明どおり、メールアドレス「Otani@forgevision.com」はそれぞれのアカウントで登録できます。
ご説明が長くなりましたが、この仕様をご理解いただくと複数アカウント切り替えもスムーズに行っていただけるかと思います。
作業自体は非常にシンプルで、以下のような流れで行います。
アカウントを切り替えるまでの流れ
- フォージビジョンアカウントにユーザー「尾谷 / Otani@forgevision.com」を追加する
- 尾谷宛に招待メールが届く
- 尾谷はメールに記載された内容に従って「Otani@forgevision.com」でサインインする
- アカウントが切り替えられるようになっているので、切り替える
ユーザーを追加する
それでは、さっそく部長にユーザーを追加してもらいます。
(ここから部長のターンです)
[Administration] をクリックし、[Users and Roles] をクリックします。
[Users and Roles] 画面に遷移したら、[Users] タブが選択されていることを確認して、[+ Add User] をクリックします。
ユーザー名と E メールアドレスを入力して、ロールを選択します。
デフォルトでは、全権限を持つ Administrator と、閲覧専用の Analyst が選択できます。
[Add New User] ボタンをクリックすると、Otani@forgevision.com 宛てに招待メールが送信されます。
招待メールから Sumo Logic にサインイン
部長のアカウントからメールが届きましたので、さっそくサインインしてみます。
(ここから尾谷のターンです)
以下のようなメールが届きますので、[Get Started] をクリックして、Sumo Logic にサインインします。
以下の通り、アカウントがふたつ表示されました。
もちろん、同僚のアカウントでも追加できます。
サインイン先を固定するには?
部長と尾谷の華麗な連携で、スムーズにアカウントを切り替えられるようになりました!
ですが、しばらく利用していくと、どちらのアカウントでサインインしているのか分からなくなったり、アカウントを決め打ちでサインインしたいと感じるようになるはずです。
(私はなりました!)
このストレスは、ブックマークを追加すると解消できます。
Google Chrome でブックマークを追加する方法をご紹介します。
URL にパラメータを指定する
まず、テキストエディタに以下URL をコピペします。
https://service.jp.sumologic.com/ui/#/login
次に、最後尾に ?customerId=<組織 ID> を追加します。
組織 ID は、
[Administration] -> [Account] > [Account Overview] にあります。
例えば、自分の組織 ID が 000000005 だった場合、URL は以下になります。
https://service.jp.sumologic.com/ui/#/login?customerId=000000005
例えば、部長の組織 ID が 000000001 だった場合、URL は以下になります。
https://service.jp.sumologic.com/ui/#/login?customerId=000000001
[ページを追加(G)] をクリックし、
名前とアドレスを入れて保存をクリックすると、ブックマークが作成できます。
まとめ
実際の運用では、案件ごとに Sumo Logic のアカウントを作成して、担当者が切り替えると思います。
ブックマークを利用することで、アカウントを把握しやすくなりますので、是非取り入れていただきたいです。
こうした Tips を絡めたハンズオントレーニングを実施致します。
参加費無料となっておりますので、是非ご参加ください。
開催概要
- 日時:2019年7月18日(木) 14:00~17:00 (13:30~受付開始)
- 場所:WeWork京橋「14G会議室」(東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン 14F)
- 定員:8名
- 費用:無料
- 協賛:Sumo Logicジャパン株式会社
- 主催:フォージビジョン株式会社
Sumo Logicハンズオントレーニングのお申込み
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