どうもこんにちは。デザイナーのコトミグ( id:kotomin624 )です。
4月25日の「GOJAS Meetup Spring Special」で登壇させていただきました。
gojas.doorkeeper.jp
今回のスライド
会場は楽天オフィス。すごく綺麗で圧倒されました!
たまにテレビで記者会見とかで見たことある壇上・・・。
まさか私がここに立つ日が来るなんて・・・。
さて本題。登壇自体は今回で2回目になります。
内容は前回の「Cloudera World Tokyo 2017」と全く同じで、デザインの基礎を中心にデータの視覚化についてお話させていただきました。
techblog.forgevision.com
前回とスライド内容は全く同じなのですが、インフォグラフィックの題材だけ作り直してます。
実はスライド用のインフォグラフィックを作るのが大変だったので、今回は裏話としてこの辺りのお話をしたいと思います。
資料用のインフォグラフィックの題材選び
この話は誰に需要があるのかな・・・(汗
もし同じ境遇の方がおりましたら参考にしてもらえると本望です。
登壇資料を作る際に気をつけたこと
インフォグラフィックというのは「題材(伝えたいこと)」が先にあり、それを伝えやすくする手段として使うもの。
でもこのスライド資料でのインフォグラフィックはあくまでただの補助ツール。「データの可視化を行うと見やすくなる」ことを参加者に伝えるだけのものでないといけません。インフォグラフィックの内容で引きつけてしまうと、中身が気になってしまって説明が入っていかないんですよね。
なので「参加者が興味を示さない題材で作る」ことがミッションになります。
本来のインフォグラフィックとはそもそも作る動機が異なっているので、上記の意味での「良い題材」というのが難しいのです。
上記の条件に当てはまればなんでもいいんですよ。
いいんですが、これがなかなかに難しい。
そもそもね、人が興味がない題材って、調査して公開している団体が少ないんです(汗
そりゃそうだよね・・・。
「題材を決める」→「調査」→「調査結果が少ないからストーリーが成り立たない」→「題材を変える」→ …
ってことを3回繰り返しました。。この期間は本当につらかったです。
どれも全然しっくりこない。もう沼状態でした。
決定した題材
そしてやっとこさ決定したのが「効果で選ぶヨーグルト」です。
なぜこの題材にしたのか、それは友人とこんな会話をしたことから思い立ちました。
スーパーには沢山のヨーグルトが置いてありますが、何に効くなんて書いてません。
その場でネットで調べて購入したわけですが、調べるのは面倒だったので効果別でまとまってたら便利かもと思って作成に至りました。
またこの理由以外にも、
- ネットには「効果別ヨーグルト」のインフォグラフィックは存在しなかった
- ヨーグルトの効果についての調査結果は沢山公開されていた
- 効果については信憑性がないイメージなのでたいして重要視されていない。ということは、興味ない人が大半 ←これがミソ
きっと「信憑性がないのでたいして重要視されていない」ことがこれまで作られなかった理由だと思います。
普通は需要がないと作りません。でもスライド資料用にはここが重要なポイント!
そんなこんなで「効果別ヨーグルト」を題材に決定しました。
出来上がったインフォグラフィックはこちらになります↓
ヨーグルトアイコンも作りました↓
教訓&まとめ
登壇資料で使うインフォグラフィックなのでこういうことが起こってしまった訳ですが、1回目の登壇が終わった時からGOJASさんのイベントでの登壇依頼は頂いていたのでもっと早くにアイデア出しくらいは行っておくべきでした。
アイデア出しは余裕を持つ・そして普段からアンテナをはることが大切だと身にしみました。
それに、突然お話をいただくこともあるかもしれないので、最初から季節感がある題材は避けるべきだったんですよね。
登壇で大事なのはインフォグラフィックの「作り方」と「作る意義」を伝えること。
決して資料のインフォグラフィックを見せることではありません。
もしまた同じ内容の登壇依頼を頂いた際は、内容や話し方の改善に注力したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!