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NoSQL Workbench を触ってみた

こんにちは、プライベートでは二児の父をやらせていただいているインフラエンジニアの尾谷です。
APN パートナー限定のワークショップに参加させていただき、セッションで紹介があった NoSQL Workbench が便利すぎたので投稿させていただきます。

Amazon DynamoDB 1 Day Advanced ワークショップとは

こちらは、AWS パートナーネットワークに参加している AWS のパートナー企業にのみ限定されたオンラインセミナーでして、一般公開されたものではなく、参加人数も制限されたクローズドなイベントです。
今回は、朝 9 時半から夜 17 時半まで DynamoDB を学べるディープなものでした。

フォージビジョンは APN アドバンスド コンサルティングパートナー・ソリューションプロバイダーです。 https://partners.amazonaws.com/jp/partners/001E0000017oh15IAA/

NoSQL Workbench に関して

僕がキャッチアップできていなかっただけなのですが、NoSQL Workbench 自体は 2020 年に GA されたツールのようです。
私ごとですが、当時 AWS IoT 1-Click と DynamoDB を組み合わせた簡単なツールを作っていたので、もっと早く出会いたかったです。。

NoSQL Workbench のダウンロード

アプリケーションはこちらからダウンロードできます。
Linux、mac、Windows のそれぞれのオペレーティングシステムに対応しています。

docs.aws.amazon.com

mac の場合ですと dmg ファイルをダウンロードして起動し、フォルダにドラッグするだけでインストールができます。

mac だとフォルダにドラッグするだけでインストールできます

プロファイルを設定しておけば、リソースにアクセスできます!

起動すると英語ですが、Web サイトのようなインターフェイスが表示されます。
左側の Launch ボタンをクリックし、

Operation builder を選択すると、プロファイルが一覧表示されます。
これは、aws configure で設定したプロファイルです。
クレデンシャルの情報を直接読み込みしてくれるのは嬉しいですね。

試しに、JAWS-UG 朝会でも登壇させていただいたペイチャンネルのテーブルを操作してみました。
ご興味ある方は是非ご一読ください。(ご覧いただかなくても本投稿には影響ございません。)

www.slideshare.net

マネジメントコンソールよりもシンプルで洗練された感があります!

僕の場合、プロファイルの一覧にある [Open] ボタンをクリックすると、バージニア北部に作成した DynamoDB のテーブル一覧が表示されました。
存在する DynamoDB を自動で見つけて表示してくれるようです。もちろん、リージョンを変更することも可能です。
そして、2 つあるテーブルのうち、addpay テーブルを開くと項目が一覧表示されました。

検索ボックスでフィルタもできます

Items タブには検索用のボックスがあり、フィルタしたい内容を入力して Scan ボタンをクリックするとフィルタリングできました。
マウスフォーカスするとカラム候補が表示されたり、

ダブルクリックしたらクリップボードにデータがコピーされたり、ときめ細やかな心配りは感動しました。

個人的には、マネジメントコンソールの GUI よりもシンプルで操作しやすいように思います。

データの登録も試してみました。

最近、明治乳業の R1 を配達してもらっていまして、配達日に次男が取りに行ってくれます。
そのペイが追加できないとクレームが出ていたので、項目を追加してみます。

サクッと追加できました。
もちろん、クレデンシャルに DynamoDB の PutItem ポリシーが登録されているから成功しております。

ウインドウを下部に移動すると、Python、Node.js、Java のそれぞれのコードサンプルが生成されていました。
これは、アプリケーションのバックエンド開発が捗ります!

まとめ

以上、簡単ですが NoSQL Workbench のご紹介でした。

NoSQL Workbench は新しく GA されたツールではなく、ただ自分が知らなかっただけなのですが、多くの方に知っていただきたく投稿しました。
まだご利用されたことがなければ、是非ダウンロードして触ってみてください!