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Orca Security にアセットディテールページが追加されました!

フォージビジョン Orca Security のサービスサイト がオープンしました。

ForgeVision - Orca Security サービスサイト

こんにちは、Orca Security 担当の尾谷です。

私ごとですが、なんでも目新しいものが大好きでとりあえず購入して試してみたくなります。
若い頃は、DDR メモリーではなく Rambus 社の Direct RDRAM メモリーで PC を自作したり、PLEXTOR 社の CD-R ドライブでどれだけ高音質で Audio CD が作れるか検証したり、5.6ch スピーカーも黎明期から導入していました。

ja.wikipedia.org

最近だと、充電式のエアスプレーを購入して失敗したり、スマート家電には多大な投資をしていますし、LoupeDeck という左手デバイスと呼ばれる機器を購入してたくさんブログを書き、大きな反響をいただいたりしています。

この人柱的な性格はいつ芽生えたのだろうと思ったら、どうやら親の影響がありそうです。 幼少期を思い返すと、我が家にビデオデッキが複数台ありましたがメイン機は VHS ではなくベータで、ビデオカメラもベータカムで、買い換えたビデオカメラは DVD-RAM カムだったりしました。

アセットディテールページが追加されました!

先週 (8/25) Product Updates のパネルにて以下の通りリリース告知があり、今週 Orca Security コンソールにアセットディテールページが追加されました!これはレビューし甲斐のある刺激的なアップデートです。

アセットディテールページにある [Open in Legacy Page] をクリックすると従来の UI に戻れるので、新旧を比較してみたいと思います。

アセットディテールページとは?

これまでは、リソース名をクリックすると

別のページが開いて、詳細が表示されていました。

新しい UI では、リソース名をクリックすると、右側からパネルがスライドして画面遷移することなく確認できるようになりました。これは、シームレスで見やすいことに加えタブが散らからないため、個人的にはかなり良い印象です。

Asset Information がスッキリした

これまでは Asset Information のタブが非常に多く、例えば、Additional Information を開くには 画像にある右側の小さな矢印アイコンを複数回クリックする必要がありました。

新しいアセットディテールページでは、Additional Information にアクセスする場合、ワンクリックで開くことができます。また、従来の Additional Information は、Name や、Up Time など、30 以上の情報が羅列されていたのに対して、新ビューでは 5 項目しかなく、情報が簡潔にまとめられてスッキリしています。

Attack Path もコンプライアンスもアクセスしやくなった

これまで、Attack Path の一覧を表示するには、Security Views の Attack Paths と開く必要がありましたが、アセットディテールページの Risk ボタンをクリックするだけでアクセスできるようになりました。

また、Compliance にアクセスする場合も左側のペインからクリックして選択していく必要がありましたが、Compliance ボタンをワンクリックすると表示できます。

アラートも確認できる!

さらに、アラートもアセットディテールページから確認できるようになりました!
リストから対象をクリックすると、

タブが開いてアラートの詳細が確認できます。

この辺りの UI の使いやすさは、Orca Security が他の CNAPP 製品と比較して一歩リードしていると感じます。

この機能どこいった?

従来の UI では、Asset Map という画面がありました。 新しい UI では、Asset Map が見つかりません。ドキュメントでも Attack Vector のページが消えているため、廃止された可能性があります。

代わりに、External Exposure や、今年追加された Blast Radius などのマップにすぐにアクセスできるようになっています。

これからもアップデートをキャッチアップしてご紹介してまいります。