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視線追跡型VRゴーグル 「FOVE0」を試してみたお話 [開封・準備編]

こんにちは! VR事業部の長谷川です。今回はFOVE0について書いていきます。

FOVE0とは?

FOVE.Incによって開発された視線追跡型のVRゴーグルです。Oculus Rift、HTC VIVE、PlayStation VRのようにVRを体験できるだけでなく、それらにはない視線入力により、眼球の動きで操作することができます。

詳細はこちらをご覧ください。

まずは開封!

ダンボールを開けると白い箱が見えてきます。

Oculus Rift DK1のときのケースよりも大きいです。

箱を開けると、FOVEのロゴが入った紙が入っています。

裏面は各国の言語で注意書きが書いてあります。

一通りの部品が綺麗に収納されています。

中身はこの通りです。

CAMERA KITの中には、ポジショントラッキング用のカメラ、三脚、ケーブルなどが入っています。

次は実際に使ってみます。

PCの設定

FOVE0はPCに接続して使う必要があります。PCの推奨スペックはここに記載がありました。 メモリ8GB以上、GTX970、AMD R9 290以上であるため、2年半前のOculus Rift DK2の使用要件に相当する性能が必要です。

まず、FOVE0用のランタイムソフトをインストールします。

ここから、FOVE SETUPという箇所をクリックしてexeファイルを取得し、画面の指示に沿ってインストールします。

インストール後、「プログラムの起動」にチェックをつけ手からウィザードを終了すると、FOVE VRというアプリがタスクトレイに常駐します。

この状態でFOVE0とポジショントラッキング用カメラをPCと接続します。その後、キャリブレーションツールを起動すると、装着した人の視線入力位置を調整します。FOVE VRアプリは赤で囲ったアイコンです。

ここまでで、FOVE0を動かす準備が整いました。

次回は実際に試した結果を書いていきたいと思います。