こんばんは、ソリューション技術部の「しょーりん。」こと小林(賢)です。
早いもので、re:Inventからはや3週間が経ち、時の流れの速さと同時にAWSの進化のスピードに驚かされています。
今回、私がre:Inventへ参加して感じたことや注目するサービスについてご紹介していきたいと思います。
まるでフェスのようだ!
私は、今回が初参加となるため、re:Inventのすごさを理解していませんでした。
多方面の方々から、re:Inventはすごい!と聞いていたのですが、私の想像を遥かに超え、まるで、音楽イベントのロッキンのように活気があり、雰囲気だけでも楽しめる空間でした。
今年のre:Inventの全体の参加者は、およそ43000人、その中でも日本人参加者がおよそ1000人以上と日本人が多いイベントです。
また、弊社からは、社長の喜多を含めた5名でお揃いのパーカーを着用し、一体感とAWS大好き感をアピールして来ました。
日本人が多いこともあり、会場では毎晩のように日本人コミュニティの集会が開催され、夜更けまでAWSについて熱く語り合いました。(冗談抜きで毎日朝3:00くらいまで)
毎晩、夜更けまで語り合っていたため、私は完全に睡眠不足で、日中のセッションが正直辛かった記憶がありますが、辛さも覚えていないくらい睡眠不足でした。
ただ、間違いなく言える事は、そんな睡魔にも負けないくらいre:Inventは刺激があるイベントです!!
新サービスの宝石箱やー!
re:Invent期間中に発表された新サービスは、61もありました。
AWS re:Invent 2017 で発表された新サービスと機能 | AWS
キーノートでは、次から次へと新サービスが発表され、発表のたびに会場からは拍手と驚きの声が!!
正直、これだけの新サービスが発表されると一人で把握できるものではないですね。。。やはり仲間と一緒にいって良かったです。
たくさん新サービスが発表されたその中でも、私が気になったAmazon Neptune、Amazon Rekognition Videoについて簡単に紹介していきます。
- Amazon Neptune
恥ずかしながら、発表の時にグラフDBと記載されていたこともあり、グラフの表示等に利用できるDBと勘違いしてました。
グラフDBというキーワードが気になったこともあり、セッションに参加してみましたが、グラフDB ≠ Graph DB???、私が知らないDBのサービスでした。
セッションを聞いている限りでは、Graph DBは、RDBMSとは異なり、リレーション関係を意識するデータ構造だと理解しました。
例をあげると、Facebook等のSNSサービスで利用される相互間でデータのリレーションを保持しているデータパターンにつかうデータベースのようです。
ただし、他の利用ケースがあまり想像できていないので、Graph DBの概念も含め勉強していきます。
- Amazon Rekognition Video
すでに、画像認識が可能なAmazon Rekognitionサービスがありますが、今回、動画認識を可能としたAmazon Rekognition Videoが発表されました。
機能としては、動画から人の顔を判別したり、オブジェクトを判別することができるサービスです。
S3に蓄積されたデータやKinesis Video Streamsを利用したライブストリーミングのデータを対象とすることができます。
ライブストリーミングでの人の判別が行えるようになれば、街中にカメラを仕掛け、犯罪者などの特定に役立つサービスが提供できそうです。
キーノートでも話があった動画から顔認識をすることで、入国審査のスピードを更にはやくすることが近い将来可能になるのではないかと感じました。
個人的には、参加したいコンサートやイベントの顔認証で利用し、チケットの転売防止などに活用しやすいと感じています。
※一部のイベントでは、顔認証を採用しておりますが、入場に時間がかかるなど、トラブルが発生するケースもあるので
さいごに
今回、初参加で不慣れなこともあり、次に参加するときには改善したいと思った点があったので、忘れないうちに書いておきます。
※ 来年参加される方の参考になればと嬉しいです
- 英語は喋れる方がいい、ただし、喋れなくても挑戦すべし(質問したいというもやもやに悩まされます)
- セッションは事例をベースに参加するべし(新サービスの動画は後日公開されますが、事例は公開されないケースが多いです)
- AWSの資格は取得して参加しよう(必須ではありませんが、資格を持っていないとかなり悲しい気持ちになります)
- 会場間の移動を考慮したタイムスケジュール(今回は各会場が離れているので移動時間を考えて移動を少なめにしよう)
少しだけ宣伝
re:InventにSplunkブースがありましたので覗いてきました!
弊社は、国内初のSplunk プロフェッショナルサービスパートナーとして、Splunkの導入支援も積極に取り組んでおります。
AWSのログ分析でお困りのことがありましたら、是非弊社までご連絡下さい。