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Sumo Logicのセットアップチュートリアルをやってみた [後編]解析用機能の追加とホストメトリクスを収集して視覚化する

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こんにちは、クラウドインテグレーション事業部の力士こと溝井です。

今日は、Sumo Logicが提供しているセットアップチュートリアルを行っていきます。
画像を行程ずつ掲載していくと長くなってしまったので、前編と後編に分けてご紹介しています。
後編では、前編で記述した通りSumo Logicに解析用機能を追加してホストメトリクスを収集・視覚化まで行います。

こちらは後編です!
前編をご覧になっていない方は以下の記事からお読みください!

techblog.forgevision.com

Sumo Logicとは何かを知りたい方は以下のサイトにてご紹介しています。

fvsumo.forgevision.com


解析用機能の追加

解析用機能を追加することで、ログファイルのデータを解析することができます。

1、機能一覧画面を表示します。
 1-1、左側のペインの[App Catalog]をクリックします。

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App Catalog画面

2、Apacheを検索します。
 2-1、テキストボックスに「Apache」と入力します。
 2-2、[Apache]のアイコンをクリックします。

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検索したApp Catalog画面

3、Apacheを追加します。
 3-1、[Add to Library]をクリックします。

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Apache機能詳細画面

4、追加する機能を設定します。
 4-1、[App Name]を任意に記入します。
 4-2、[Source Category]を階層的にスラッシュで区切ったメタデータタグを記入します。
 4-3、[Apache Error Log Source]を手順[4-2]と同じ内容を記入します。
 4-4、[Advanced]の[Personal]をクリックします。
 4-5、[Add to Library]をクリックします。

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Add Apache to Library画面

5、パーソナル画面を表示します。
 5-1、左側のペインのフォルダ内に人のマークがあるアイコンをクリックします。

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左側ペイン画面

6、追加できていることを確認します。
 6-1、左側のペインの[Apache Access]をクリックします。
 6-2、Apache機能の一覧が表示されることを確認します。

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ペイン内のApache画面

追加したApacheのダッシュボード表示

コレクター内のログファイルの分析をダッシュボードで行います。

1、ダッシュボードを表示します。
 1-1、Sumo Logic内のフォルダタブをクリックします。
 1-2、テキストボックスに「Apache-Overview」と入力します。
 1-3、検索結果に出た[Apache-Overview]をクリックします。

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フォルダ内のApache画面

2、ダッシュボードが表示されることを確認します。

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Apache-Overviewダッシュボード画面
 2-1、パネルの時間ボタンをクリックし、表示された一覧から時間範囲を選択します。
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Apache-Overviewダッシュボードの表示時間範囲設定画面
 2-2、パネルが表示されていることを確認します。
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Apache-Overviewダッシュボード2画面

ホストメトリクスの収集

情報を取得したいサーバをメトリクスに指定します。

1、コレクション画面を表示します。
 1-1、左側のペインの[Manage Data]をクリックします。
 1-2、[Manage Data]下の[Collection]をクリックします。

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Collection画面

2、ソースの追加画面を表示します。
 2-1、コレクターの右方にある[Add...]をクリックします。
 2-2、メニューが表示されるので、[Add Source]をクリックします。

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Collection画面2

3、ホストメトリクスの取得タイプを選択します。
 3-1、[Platform Sources]の[Host Metrics]をクリックします。

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Select Source画面

4、ホストメトリクスソース設定します。
 4-1、[Name]を任意に記入します。
 4-2、[Source Host]を収集したいサーバのホスト名を入力します。
 4-3、[Source Category]を階層的にスラッシュで区切ったメタデータタグを記入します。
 4-4、[Metrics]を以下の設定にします。
 4-5、[Save]をクリックします。

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Select Source設定画面

5、コレクション画面を表示します。
 5-1、[Collectors and Sources]をクリックします。

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Select Source画面

6、ホストメトリクスソースが追加されたことを確認します。

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Collection画面

メトリクスデータの可視化

メトリクスに指定したサーバ情報をグラフ化し、表示します。

1、メトリクスページを表示します。
 1-1、Sumo Logic内の[New]タブをクリックします。
 1-2、表示されたメニューで[Metrics]をクリックします。

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Collection画面

2、ホストメトリクスデータをページに表示させます。
 2-1、「_sourceCategory=[Source Categoryに記入したメタデータ]」を記入して取得するメトリクスを指定します。

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Metrics画面
 2-2、手順[2-1]に続いて「metric=CPU_User」と記入します。
これはホストメトリクスにしているサーバのCPU利用率を表しています。
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Metrics画面2
 2-3、[Enter]を押してグラフに表示されたことを確認します。
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Metrics画面3
※表示されなかった場合はダッシュボードと同様に、 メトリクスの[Last 15 Minutes]をクリックして表示された一覧から選択すると表示されることがあります。
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表示時間範囲変更

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はSumo Logicに解析用機能を追加、 ホストメトリクスを収集・視覚化することができました。
次回は、『「Sumo Logicの使用」チュートリアル』をやっていこうと思います。

この記事を読んで、「もっとSumo Logicを知りたい」「ほかにどういったことができるのか知りたい」という方は以下のURLから探してみてください。

techblog.forgevision.com