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これから学ぶ Amazon WorkSpaces①~概要~

はじめに

こんにちは!クラウドインテグレーション事業部
北原雅人(Kitahara Masato)です!

これから学ぶ Amazon WorkSpacesシリーズとして、
フォージビジョンエンジニアブログに投稿していきたいと思います。

本日は第一弾である「これから学ぶ Amazon WorkSpaces①~概要~」を
投稿します!

Amazon WorkSpaces概要

Amazon WorkSpacesはAWSが提供している
「フルマネージド型仮想デスクトップサービス」です。

特徴としては以下になります。

 1.初期投資不要
 2.事前サイジングは不要
 3.様々なOSや構成利用可能
 4.AWSの各リージョンで利用可能
 5.多種多様な接続に対応
 6.クライアント上のセキュリティを担保

それぞれについて説明していきます。

1. 初期投資不要

 ハードウェアの調達や、仮想デスクトップ基盤の構築は不要で、
 初期投資は必要無く、1台から使い始めることができます。

2. 事前サイジングは不要

 構築後もスケールアップ、スケールダウンは簡単に実施出来ます。
 ※ただし、起動時間に応じて起動方式を事前に検討する必要はあり

3. 様々なOSや構成が利用可能

 WorkSpacesは以下の構成から選択可能です。
  ・OS:Windows、Linux
  ・ハードウェア構成
  ・ソフトウェア構成

 Windowsの場合、OSやMicrosoft Office のライセンス持ち込み
 (=BYOL) も可能です。また、昨今のニーズに合うOffice付きバンドル
 も利用可能です。

4. AWSの各リージョンで利用可能

 これまでは4リージョンでの利用でしたが、現在は12のリージョンで利用可能

  ・バージニア北部
  ・オレゴン
  ・サンパウロ
  ・アイルランド
  ・フランクフルト
  ・ロンドン
  ・シドニー
  ・東京
  ・シンガポール
  ・ソウル
  ・カナダ
  ・GovCloud

5. 多種多様な接続に対応

 所持している各デバイスからクライアントアプリケーション、または、
 ウェブブラウザを使用して、インターネット経由で接続を行います。

 ①クライアントアプリケーション
 ・WindowsOS、MacOS、Chromebook、iPad、Androidタブレット、
 Fireタブレット、Zeroクライアントデバイス

 ②ウェブブブラウザ(推奨)
 ・Chrome、Firefox

6.クライアント上のセキュリティを担保

 Amazon WorkSpacesはHIPAAに適合しています。
 PCIにも準拠している為、機密情報のセキュリティ標準は満たしています。

 システムの特性上インターネットのどこからでもアクセス出来る事からアクセス
 出来るクライアントやWebアクセスの制御の有無の設定、
 アクセス元ソースIP制限、クライアント証明書の有無等の制御をする事で、
 より高いセキュリティを担保する事が可能です。

 また、グループポリシーにて制御する事でクリップボードの制御等を実施する
 事により、ローカルへのファイル持ち出しも制御する事も可能です。

WorkSpaces構成図

Amazon WorkSpacesの構成としては以下のようになります。

最後に

皆さんいかがでしたでしょうか。

次回は「これから学ぶ Amazon WorkSpaces②~料金~」をお届けします!