はじめに
こんにちは!クラウドインテグレーション事業部
北原雅人(Kitahara Masato)です!
これから学ぶ Amazon WorkSpacesシリーズとして、
フォージビジョンエンジニアブログに投稿していきたいと思います。
本日は第2弾である「これから学ぶ Amazon WorkSpaces②~料金~」を
投稿します!
Amazon WorkSpaces 料金
Amazon WorkSpaces料金は、「課金オプション」、「OSタイプ」、
「ハードウェアタイプ」、「アプリケーションオプション」、
4つのタイプ選択によって月額料金が変わります。
詳細について下記に記載していきます。
課金オプション
課金オプションには「月額料金」と「時間料金」の2種類があります。
・月額料金(Always On):月額固定料金で無制限利用可能
・時間料金(Auto Stop ):少額固定料金+利用時間単価
月額料金と時間料金でどちらが安く済むかは実際に起動している時間に応じて
変動します。厳密にはOSタイプやバンドルタイプ等に応じて変動はするものの、
月に80時間以上利用している場合は月額料金を選ぶ方が良い計算となります。
※例:メジャーなWindows10 スタンダード 2CPU、4GiBメモリ、
ルートボリューム80GB、ユーザーボリューム50GBの場合、
月額$47、時間料金月額$14+$0.4/時となる。($0.4*80=$32)で合計$46になる。
厳密にはAuto Stopは自動停止には最低1時間掛かる為、80時間近く利用する場合は
Always Onの利用を推奨
OSタイプ
Amazon WorkSpacesのOSは以下のOSオプションから選択可能です。
・Windows10
・Amazon Linux2
以前まではWindows7やAmazon Linuxが利用出来ましたが、
現在は上記2つのみの利用となります。
※時々Windows ServerとしてWorkSpacesを利用したいが可能か?
と言った質問をいただく事がありますが、中身はWindowsServer2016ですが
インスタンスタイプの選択が狭かったり、RDPが出来ない(通常では)、
複数ユーザでログイン出来ない、ADを準備する必要がある、合計費用では
安くも無い等、サーバ用途ではEC2がベターだと思います
◆アプリケーションオプション:
デフォルトアプリケーションとプラスアプリケーションオプションがあります。
①デフォルトアプリケーション:
・Internet Explorer11
・Firefox
②プラスアプリケーションオプション:
・デフォルトアプリケーション
+Microsoft Office Professional
+Trend Micro Worry-Free(ウイルスバスター)
プラスアプリケーションバンドルは1WorkSpaceにつき月額$15
ハードウェアタイプ
vCPU、メモリ、ルートボリュームサイズ、ユーザボリュームサイズ、
GPUの組み合わせから大きく分けて以下7種類から選択が可能です。
※ルートボリュームとユーザボリュームは細かく指定は出来ず、バンドルで
ルート80GB、ユーザ50GB等と決まっており、ルートボリュームだけ
大きく等は出来ません
最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。
次回は「これから学ぶ Amazon WorkSpaces③~ディレクトリ~」をお届けします!