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僕がAWS認定 クラウドプラクティショナーに合格した話

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こんにちは、クラウドインテグレーション事業部の見習いこと溝井です。

私ごとで恐縮ですが、先月(5月)AWS認定 クラウドプラクティショナーに合格致しました。
今回は、試験合格に至るまでの経緯やふりかえりについてお話しします。 

AWS認定 クラウドプラクティショナーとは 

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AWS認定 クラウドプラクティショナーは、AWSクラウドの知識を持ち
AWSアプリケーションやベストプラクティスなど全体的な理解を持つための資格です。
AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトなどの知識の地盤であり、AWSを理解する第一歩になる資格です。

 

どうしてクラウドプラクティショナーを取得するに至ったか 

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僕は当時AWSに関する業務に半年ほど携わっておりました。
先輩方に教わりながら、検証環境や本番環境のEC2インスタンスを起動したり、構築し終えた環境をパラメータシートにまとめたりとアシスタント的な業務をしていました。
特に、パラメータシートを作成するときには各サービスのつながりがよく理解できず、度々先輩方に質問をしていました。

『早く一人前にならなければ!』

先輩方は皆さんAWS認定資格を持っていらっしゃったので、僕もトライしようと決めました。

初心者でも頑張れば合格できると聞いて...

たくさんあるAWS認定試験でどれを受けようか悩んでいたところ、

「今の溝井くんには丁度良いレベルの試験じゃないかなぁ。」

と先輩方がこぞって薦めてくださったのがAWS認定 クラウドプラクティショナーでした。

試験勉強スタート(Phase.1) 

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試験勉強を始めた当初、僕はAWSマネジメントコンソールからサービスの一覧を見て、片っ端から覚えようと試みました。
各サービスの大まかな説明をサイトを閲覧しながら調べていきました。

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AWSマネジメントコンソール - サービス
でも、AWS のサービスってめちゃくちゃあるんですよね。『全部覚える!』という考え自体に無理がありました。そして、このことに気付かぬまま闇雲に勉強を進めていたところ、先輩が指摘して下さり勉強方法を変えることにしました。

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試験勉強リスタート(Phase.2)

以下のAWS公式サイトに記載があります。
『ITサービスのベーシックな知識と、AWSクラウドプラットフォームにおけるそれらのサービスの使用に関する知識がある』
ここで重要なのは、プラクティショナー試験はすべてのサービスから出題されるわけではないということ。ただ僕は『ベーシックな知識』がどの範囲を指しているのか分からず悩みました。

教えて先輩!

先輩に質問したところ以下6つのジャンルに絞ることができました。

  • コンピューティング
  • データベース
  • ストレージ
  • 管理
  • セキュリティ
  • ネットワーキング
とはいえ、まだ業務で経験していないサービスが記憶に定着せず[Cloud ○○○]で混乱したり、DDoS攻撃から保護するサービスかわからなくなったりしました。
こんな姿を見かねた先輩が教えてくれたのが、「AWS Innovate Online Conference」で提供されていた「AWSome Day」でした。

aws.amazon.com 

AWSome Day

「AWSome Day」は、AWS をこれから始める人の第一歩として、AWSに関する基礎知識を体系的に学ぶ無償のトレーニングイベントです。

AWSテクニカルインストラクターがAWSのコアサービスを説明してくださるので、段階的に学ぶことができます。

プラクティショナーについての講習と初学者向けの配信もありましたので、 何回も見返して理解度チェックも間違いがないレベルまで観続けました。

「これだけ勉強すれば大丈夫!」
と自信を持って年明け早々に試験に挑みました。

試験結果は・・・ 

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残念ながら不合格でした。
合格ラインは700点/1000点ですが、僕のスコアは630点でした。 

敗因

試験では、
  • EC2はどのようなサービスですか?
といった『サービスの内容説明』を問われると思っていたのですが、実際は
  • この条件に合うAWSのデータベースはどれですか?
といった『お客様のケースに合致したサービス』を問う問題が多かったです。残り時間が刻々と無くなりタイムアップが迫る中、僕は

「どれもデータベースだ、、、」
「この機能ってなんだ、、、」
 
と悩んでいました。
  • EC2 ⇒ 仮想サーバ
  • Cloudfront ⇒ CDN
  • Route53 ⇒ DNS
といったサービスの説明だけ覚えて挑んだ結果、惨敗しました。

再受験のための勉強スタート (Phase.3) 

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「あと70点取れば合格できる!」
僕は、試験に対する手応えを感じたのでもう一度チャレンジすることにしました。
再試験に向けて準備をし出した矢先に、先輩たちが
「プラクティショナーのテキストが出るみたい。」
と話をしていたのを聞き、勤務時間中に初めて利用する通販の会員登録に手間取りながらも何とか発注しました。

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テキストが届いてから、勉強法がまた変わりました。

インターネットでヒットした情報を見たり、オンラインセミナーのビデオを観る勉強スタイルから、テキストを読み込むスタイルになり蛍光ペンで線を引いて何度も読み返しました。

テキストの良かったところ

細かいところは割愛されていて、幅広く広く、浅く「学ぶべき範囲の集大成」といえるプラクテショナーそのもののレベルでしたので、初心者の僕にとってピッタリの本でした。

また、一度試験を経験したので「この内容は出た!」や「ここ、選択肢にあったなぁ」
と記憶が戻り、良い試験対策になりました。

 

テキスト中心の勉強スタイルに変わったころから、先輩が業務後にマンツーマンで勉強会をしてくださるようになりました。分からないところを教えていただき理解が深まりましたし、問題を即席で作ってくださり回答しておさらいする、といった毎日を過ごしました。

上記勉強スタイルで一か月間勉強を続け、再度資格試験に挑みました。

二回目の挑戦、結果は・・・ 

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760点とギリギリではありますが合格しました!

紆余曲折あったため、ディスプレイに『合格』の文字が表示された瞬間嬉しい感情と、安心した感情が溢れました。 

試験の取り組み方も変えました

試験の取り組み方も変えました。一度目の試験では、各問題を時間をかけて時間が足りなくなる傾向になったので、一旦最後まで解き進めて見直しの時点でじっくり考えるスタイルに変えました。

すると『悩みすぎてキーワードに気が付かない』いうことがなくなり、視野が広くなった気がしました。

あとは、試験直前まで復習し忘れてしまわないように対策しました。

まとめ

以上、僕のAWS認定 クラウドプラクティショナーの合格に至るまでの体験記でした。

勉強していてわからなかったことが多くて苦労しましたが、合格した時は大きな達成感がありました。

是非、AWSを触り始めた人、AWSに興味がある人がAWSとはどういうものかを知りたい方は是非チャレンジしてください!